登山に双眼鏡が必要かと問われれば。
否でしょうね。
荷物になるだけだし。
でもぼくは見てみたかったのです。
山頂に到達して、遠くの山を近くに感じ、隣の山であんなことやこんなことをしている人を。
お店に行ってみると、双眼鏡の世界は上を見れば数十万なんてものもあることに驚きました。
当然そんな高価なものを買えるほどお小遣いをいただいておりません。
買って満足というのがぼくの性格なので、結局使わないなんてことになったら目も当てられないし、嫁に無駄金を使いやがってと、さらに肩身が狭い思いをするのが目に見えている。
高価ではないものを選びましたが買って良かったと思える双眼鏡でした。
OLYMPUS 8☓25 WPⅡ
なぜこの製品にしたか?
それは評判が良かったから。
それだけだと話が終わってしまうのですが、個人的に気に入ったのがこちら。
気に入ったポイント
- 価格が安い
- 防水機能がある
- コンパクト
- そこそこ見える
- 夜空は見えなくても良い
8×25という数字ですが、8は倍率で25は明るさになります。
数字が大きくなれば、対象物の距離は近くなりさらにキレイに見えます。
それと引き換えに手ブレも大きくなるなど技術も必要になりそう。
さらにお金ももっと必要です。
『OLYMPUS8✕25WPⅡ』の使用感
正直驚きました。
双眼鏡ってこんなに良く見えるのですね。
このクラスでこれですから、上位機種を使えばより鮮明に見えて、洋服が透けちゃうんじゃね?という妄想にかられるぐらいに見えます。
というのはさておき、数百メートル先なら余裕で見えます。
よく見えるのですが、欠点も当然出てきました。
ちょっとした欠点
どのような欠点かというと。
欠点
- 眼幅調整がずれる
- 視度調整がしにくい
この製品は折りたたむことができてコンパクトに持ち運べます。
当然これを開いて使うことになるのですが、ロック機能があるわけではないのですぐに動いてしまいます。
見ているときにはなんの問題もないのですが、調節したあとに首にぶら下げて、再び使おうと思って目に持っていくと動いてしまっているのです。
すぐに動かせるのですが、結構わずらわしいと思います。
この調節を左手で(右手でもできますが)回して距離を合わせます。
今度は右手でダイヤルを回して視度を調節します。
このダイヤルがめちゃくちゃ硬い!
何度も回していけばゆるくなっていくのかもしれませんが、このダイヤルが硬いために回すのと同時に最初に合わせた目幅が動いてしまうのです。
慣れかもしれませんが、ロック機能がないために動いてしまいます。
これはちょっと残念な部分でした。
双眼鏡の先に見えるもの
使いづらい点も書きましたが、個人的には十分に満足しています。
双眼鏡で見ることが楽しくなりました。
さいごにひとつ注意点が。
先日公園で使ったのですが、ぼくのような男が使って見ていると変態だと相方に言われたので、女性がいる方向(男性にも)にレンズを向けるのは気をつけてください。わりとまじで。
今回は安価な双眼鏡を購入しましたが、初心者のぼくが登山で使うには十分でした。
ただし、これより下の価格帯だと外で使うとなるとちょっと厳しいようです。
ちなみに、夜空を楽しみたい場合などは高価格帯の製品を選んでください。
デメリット
調節機能が使いづらい
メリット
価格が安い
軽い