レビュー 生活

タニタとオムロンの活動量計を買うならどちらがオススメ?

2020年1月24日

痩せなきゃなあ。

運動の第一歩として、歩いている人も多いはず。

でも日々歩きたいと思っていても、なかなか足が動かない人も多いでしょう。
その原因のひとつに達成感がいまいち感じにくいということはないでしょうか?

ということで、色々探した末に活動量計というものを見つけました。
活動量計は昔でいう万歩計にプラスαの機能が加わったものと捉えてください。

歩数がわかって消費カロリーもわかるのであれば、明日も頑張ってみようと思えるのではないか。(実際は本人のやる気だけど)
ダイエットしたいといつまでも思っているだけだったので、今回購入に踏み切ってみました。(買ったから痩せるわけではないけど)

結論を先にいえば、活動量計はめちゃくちゃ便利。
今はスマホにも万歩計の機能は搭載されているけど、活動量計はさらに深いところも記録してくれます。

せっかくなので、ヘルスケア製品の二大巨頭であるタニタとオムロンの活動量計を比べてみました。

タニタとオムロンの活動量計の比較

タニタとオムロンは同価格帯のモノを選びました。
さらに購入する際にふたつのポイントを重視。

ポイント

  • スマホと連携できる
    スマホにデータを簡単に保存できる。
    さらに体重計などにも連携機能がついていれば使い方が広がる。
  • できるだけてんこ盛り機能
    機能が豊富な方がやりがいが出る(だろう)。

価格は万歩計と考えると高いのですが、機能が豊富なので使うと決して高いとは思いません。

大きさはミンティアと比較しますがとてもコンパクトです。

質感はオムロンが圧倒的に上。
タニタは安っぽいです。

計測を安定させるためにはパンツのポケットよりも胸ポケットの方が良いみたいですが、胸ポケットはなかったり嵩張るので基本的にパンツのポケットに入れて計測しています。
パンツのポケットでも邪魔にはなりません。

茨城の筑波山に登山に行ったときに計測してみました。
画像が見にくく申し訳ないです。

タニタ AM-161

当日の歩数
21389歩とかなり歩きました。

総消費エネルギー量
当日の安静時代謝量と活動エネルギー量です。

活動エネルギー量
当日の生活活動によって生じた消費エネルギー量です。

つづいてオムロンです。

オムロン HJA-405T

当日の歩数
こちらは20396歩となっています。
ん?

上段が基礎代謝と活動カロリーの合計
下段が脂肪燃焼量になります。

活動カロリー
歩行、家事、デスクワークなどの活動で消費したカロリー。

階段を上った歩数になります。

※今回筑波山で計測しましたが、タニタとオムロンでは1000歩の差がありました。1000歩ってかなりの誤差です。
ただ、数日使ってみて、そこまで誤差があることはありませんでした。
たまたまの誤差だと思います。
たまたまの1000歩です。

タニタとオムロンを比較

半年ほど使用してみて良いところと悪いところが見えてきました。

タニタ AM-161

タニタは表示されるものがシンプルでわかりやすい。
機能よりも分かりやすさを求めるならタニタです。

ここが良い

  • アプリへの転送速度が早い
  • 機能を割り切っている

アプリとの連携が素早く、ストレスを感じません。

ここが残念

  • オムロンよりも作りが安っぽい
  • 電池交換が面倒

残念ポイントが本当に残念です。
改良を望みます。

オムロン HJA-405T

オムロンはタニタよりも計測できるものが多いです。
階段や早歩きなんてもものも計測してくれます。

ここが良い

  • 目標に向けて見やすい作り
  • 歩幅まで入力できる詳細さ

計測できるものが多いのとカラフルなので、単純に見ていて楽しいです。

さらに最初のアプリの設定として歩幅を入力できるので、タニタよりもカロリー計算が正確だと思います。

ここが残念

  • アプリへの転送速度が遅い

アプリへの接続と転送速度がタニタに比べると遅いです。
数秒の差ですが。

タニタの電池蓋の使い勝手が悪すぎ

タニタの作りがオムロンに比べるとかなり安っぽいです。
わかりやすいのが電池蓋。

タニタは今時コイン等がないと蓋をあけることができません。
ちなみに、蓋が固いので溝の部分がコインで傷つきます。

この点はオムロンの方が1000歩ぐらいリードしてますね。
タニタはコインを使うって昭和か。

電池を交換する頻度は低いですが、このような細かいところはかなり重要になってきます。
交換するたびにコインを使い、さらに傷つくというのはストレスが溜まります。

アプリの使いやすさ

いちいちメモなんて取らなくても、活動量計をアプリと通信させればスマホに自動でデータを送ってくれます。
めちゃくちゃ便利。

スクショですが実際の画面になります。

オムロン


カラフルなだけでなく、字などが大きくともて見やすい画面になっています。

タニタ

色付けされているオムロンの方が見やすいです。タニタはシンプルです。
でもタニタは表示が細かく出ます。

勘違いだったら申し訳ないのですが、タニタはこの入力直後の画面をあとから見ることができません。

オムロンアプリが全面改良 ※2022年10月

2022年の10月にオムロンのアプリに大幅な変更がありました。

表示がかなりシンプルになりました。
ちょっとシンプルすぎる気がするけど。

さらにこんなアプリとも連携できるようになりました。
スクショにないだけでもっとたくさんのアプリと連携できます。

個人的には以前のカラフル表示のほうがわかりやすかったのですが、シンプルになって見やすく、そして使いやすくなったのかなと思います。

オススメはどっち?

結果的には好きなメーカーを選んでくださいということになってしまいますが、個人的にはオムロンです。

質感とアプリの見やすさはオムロンのほうが上。

でもタニタも悪くはありません。
家にタニタ製品が多いのであれば、タニタを選ぶべきだと思います。

タニタの方がオムロンよりも体重計の分野では高評価なんですよね。
測定力はタニタの方が上かもしれません。

活動量計はなくてはならないものではないですが、あれば自分がどれだけ動いたかがわかるので頑張った感がわかって生活の後押しをしてくれます。

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