冬に車を運転していると乾燥を感じてしまうので車で使える加湿器を探しました。
そんな時に使いたいのが加湿器なんだけど、大手家電メーカーは車で使えそうな加湿器を出していない。(自分調べ)
かといって、よくわからない安いメーカーは使いたくない。
以前アマゾンで買った安い加湿器を使ったら、2日目には出てくる水が汗臭くなって買って後悔したことを覚えている。
そこで見つけたのがcadoというメーカーのSTEMポータブルという携帯加湿器。
cado
cadoのHPを見ると冷蔵庫や洗濯機などではなく、空気清浄機、加湿器、除湿機など空気と関わる製品のみを取り扱っているメーカー。
家庭用加湿器も、the加湿器の大手家電メーカーとは違って、post加湿器のようなデザイン。
その分値段もちょっとお高くなっています。
バルミューダみたいな意識高い付加価値メーカーなのでしょう。
STEM portable
今回購入したのがSTEMportableというポータブル加湿器。
ざっくり2万円近くします。
車載用(ポータブル)を探すと数千円という商品が多いから突出した価格設定となっています。さすがに高すぎ。
箱が分厚くて立派。
開けてみるとさらに立派なケースが出てきます。
本体と説明書、USBケーブル、シガープラグ、給水芯。
さらにイオン水が入っています。
パッケージがいやらしいホテルに置いてあるローションみたいで落ち着きません。
本体はこちら。
なかなか素敵なデザインとカラー。
カラーはモルタルブラック、サンドシルバー、カッパーゴールドの3種類。
いつもブラックだとつまらないのでカッパーゴールドを選びました。
カッパーゴールド部分は金属になっていて重厚感があります。
リチウムバッテリーが搭載されていて、充電されていればコードレスで使うことができるから場所を気にすることなく使えるのが最大のメリット。
めちゃくちゃ便利。
水道水ではなく、イオン水やピーズガード(除菌・消臭)、アロマも使えます。
広範囲には使えないだろうけど、車内でアロマを使ったりして活用方法は広がりそうです。
給水芯は1ヶ月に1回交換が推奨となっています。1本160円ほどなのでランニングコストはそれほどかかりません。
STEMの評価
4時間ほど運転する機会があったので、湿度がどの程度上がるか湿度計で調べてみました。
面倒だから写真を撮ることもしなかったけど、期待していたものとは程遠い結果になりました。
使う環境は人によって様々なので当然一概には言えないけども、僕の車(CX-5)では少し湿度が上がっただけという結果。
30%が33%になったぐらい。
2万払って3%。どう考えても高い。
加湿されない理由を考えてみるけど、サイズが小さいというのはもちろんある。
さらにはモードの問題が大きそう。
この加湿器はなぜか弱中強それぞれ間欠モードしかない。
間欠とは出して止まってを繰り返すやつ。
もし連続モードがあるなら申し訳ないけど、僕のSTEMは連続しない。
すぐに壊れてしまったという評価を見かけたけど、連続出しではなく間欠出しという負荷がかかりそうなシステムは、何らかの影響を与えてもおかしくないと思うのは素人考えだろうか。
耐用年数はどのぐらいなのだろう。
メーカーとしては保証期間が持ってくれればなんだろうけど。
一番大切な加湿については効果を全くといっていいほど感じなかった。
きれいに光るオブジェと化すのみでした。これだっていやらしいホテルしか連想できないのだよ。
評価が分かれそう
加湿器としては個人的には価値ナシ。
連続モードがあれば評価は上がったかもしれないけど、正直加湿器なのに加湿されないというのはいただけないです。
もしかすると、常に口元に置いておいて喉を潤すモノなのかもしれません。
加湿器に求めるもの。
それはデザインではなく加湿性能です。
デザインはその次でいい。
カラフルに光るモードなんて搭載しないで、加湿量を増やしてほしいのです。
でも悪いことばかりではありません。
加湿能力は低いけど、メリットも書かなかったら不公平です。
それは車内でアロマを混ぜて空間に飛ばせること、さらには除菌消臭ができるピーズガードを使って車内を清潔な環境にできるということ。
ここにメリットを感じれば買いでしょう。僕は思いませんが。
もちろん定期的なメンテナンスは必須だけど、見た目も重厚感があって安いものを車内に置くのであればcadoは満足度は高い。
金属なので最悪武器としても使えそう。
ちなみにminiという製品もあるけど、portableでさえこれなんだから考える間もなく使えるとは思えませんが。
ということで、興味がある方は手にとってみてください。
デメリット
価格が高い
加湿機能が低い
メリット
デザインが良い
コードレスで使える
車内の消臭除菌ができる
おすすめ度:
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