レビュー

CX-5のタイヤをプロクセスからアレンザLX100の20インチに変更

2023年8月20日

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やっとCX-5のタイヤとホイールを交換、車高調も入れることにしました。
純正タイヤサイズは19インチなのですが、せっかくなので20インチにすることに。

CX-5を20インチにする場合、245/45/20を選ぶ人が多いはずです。(自分調べ)
実際に見てみると薄くてスポーティになっていることがわかります。

でも個人的には車高をそれほど下げるつもりはなかったので、タイヤに少し厚みが欲しいと思い255/45/20を選択しました。

もし車高を下げないのであれば、フェンダー内の空間を埋める意味でこのサイズは良いと思うのです。
245/45/20だとかなり空間の大きさが悪目立ちしてしまいます。

好みの問題ですが、コンセプトにスポーツを求めていて車高をかなり下げるのであれば245の方が似合うと個人的には思います。

タイヤとホイールを交換したのは、19インチの乗り心地が好みではなかったことです。タイヤがぐにゃっとする感じが個人的に酔ってしまって苦手でした。
なので乗り心地を硬くするという意味も含めてインチアップしました。

255/45/20タイヤとメーカー

255/45/20サイズが用意されているSUV専用タイヤのメーカーと銘柄を挙げてみます。

255/45/20銘柄

  • ブリヂストン
    ALENZA LX100 ALENZA 001
  • NITTO
    NT421Q
  • ヨコハマ
    BluEarth-XT AE61
  • TOYO
    PROXESスポーツSUV
  • ミシュラン
    パイロットスポーツ4
  • ピレリ
    P ZERO(PZ4)
  • グッドイヤー
    EAGLE F1 アシメトリック3 SUV

探せばもっとあると思いますが、めんどうなのでここで終わります。

SUV用タイヤは車の重量に耐えるためにサイドウォールの剛性が高く、また耐摩耗になっていて耐久性が重視されているということなのでその分価格が上乗せされています。

対応車種がSUVになっているものであれば、SUV専用タイヤである必要はないからSUVタイヤは条件によっては無駄と思う人もいるはずです。
僕もどちらかといえばそうだけど、せっかくなのでSUV用にしてみました。

ブリヂストン アレンザLX100

タイヤ館で購入したのでブリヂストンしか選べません。ということで、ブリヂストンのSUV用タイヤであるアレンザLX100というモデルを選びました。
スポーティーなアレンザ001もあります。

LX100は静粛性と快適性に特化したタイヤとうことで、レグノのSUV版がLX100、ポテンザのSUV版が001と捉えていいでしょう。LX100のパターンはレグノそっくりとなっています。

アレンザは価格が他社の同レベル専用タイヤに比べて高く、サイドウォールのデザインがあまりかっこ良くないと思うのですが。

ちなみにCX-60を買うとプロクセスかアレンザになるみたいなのですがアレンザの方が当たりらしい。
確かに価格差を考えるとアレンザのほうが高いわけで、なぜプロクセスになってしまうのか。

インチアップのデメリット・メリット

まず大切なこととして、乗り心地は個々人で感覚が違うということです。
だから正解はないし、それぞれの感性でしかありません。
さらに、タイヤやホイールによっても乗り味は変わってきます。乗り心地は他人の意見はあまり参考にならないという前提で話を進めていきます。

ここでは個人的に感じたデメリットとメリットを書いてみます。

デメリット

まずは個人的に感じたデメリットから。

タイヤが高くなる
255は245/45R20と比較すると4本で数千円から数万円高くなります。
当然純正19インチからも価格は上がってしまいます。
大口径になればお金がかかるので日常使いの車には無駄っちゃあ無駄になります。

燃費が悪化する
タイヤが太くなり転がり抵抗も増えるので必然的に燃費は悪化傾向。
特に高速で感じることになりそうだけど、燃費気にして走っても楽しくはないからどうでも良いです。

乗り心地が悪化する
純正に比べるとゴツゴツ感が増すと言われるけどどうなんでしょう。
ゴツゴツが悪いわけではなく、それをどう捉えるかというのも大事な要素になってくると思うのですが。
僕は純正の厚すぎるタイヤのブヨブヨした感じが苦手なので、それよりもゴツゴツしていたほうが良いです。

ロードノイズが出る
タイヤのインチアップでの結果というより、ばね下の軽量化によって発生した恐れがあるということも考慮に入れる必要があります。
ばね下の軽さは正義とも言われますが、公道を走ることにおいてはデメリットにもなります。
ホイール交換が前提の話ですが、社外ホイールは軽くなることが多いので当然ロードノイズが増える可能性は出てきます。

ブレーキキャリパーとローターが貧相すぎて萎える
大口径になればホイール内が見やすくなるので、ローターとキャリパーがビッグでないなら必然的に貧相に。
気になるならローターとキャリパーを大径化、またはホイールをスポークが多いものなどに変更するしかありません。

メリット

次に個人的に感じたメリット。

直進安定性とカーブでの踏ん張りが増す
タイヤ幅が増すので踏ん張り度合いが増します。
それは直進安定性とカーブで体感できますが、車高を下げた方が個人的にはわかりやすいです。

軽くなる
ホイールの話に繋がりますが、基本的に有名メーカーの社外品にすれば純正ホイールよりも軽くなることが多いです。
鍛造ではなく鋳造でも軽くなります。(鍛造に比べれば若干)
ということで出足が軽くなりました。(慣れてしまうからすぐに感覚は失われますが)

乗り心地が向上
ゴツゴツ感が増すということに対して、それがキビキビ走れたり乗り心地が締まるという意味では乗り心地は変わります。
個人的にはブヨブヨよりはゴツゴツしていたほうが好きです。厚みがあるとちょっと酔ってしまう感じがしてしまうのです。
19インチではそこまで感じなかったけども。

スタイルが良くなる
これは主観だけどスタイルが良くなりました。
車種によるけど世界的にホイールは大口径の時代。
F1だって大口径になりました。
それは小径ホイールよりも大口径の方が格好良いという意味も多分に含まれています。(小倉さん談)

メリットの恩恵を選ぶ

20インチにして乗り心地が悪くなっただの、ロードノイズが増えただの書きましたが嫌になるということではありません。そんなもの3日で慣れてしまいます。

インチアップはデメリットも多いけど、自分は何のために交換するのか?を考えて、デメリットがあっても自分にとってのメリットが大きければ交換すべきものだと思っています。

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