CX-5のタイヤを225/55/19から255/45/20のアレンザLX100にインチアップした結果

2023年9月1日

CX-5のタイヤとホイールを交換しました。
純正タイヤサイズは19インチなのですが、同サイズを買っても面白くないので20インチにすることにしました。

通常CX-5は20インチにする場合、245/45/20を選ぶ人が多いと思います。
実際に245/45R20を履いているCX-5を見たのですが、薄くてスポーティでした。

ただ個人的にはSUVらしくもう少し厚みが欲しかったので255/45/20を選びました。
255にすると若干ですが厚みが出るのでぷっくりする感じになります。

また車高を下げないのであれば、フェンダー内の空間を埋める意味で良いと思います。
245/45/20だと空間が大きく目立ってしまうので。

好みの問題ですが、コンセプトにスポーツを求めていてかなり車高を下げるのであれば245の方が似合うはずです。

255/45/20タイヤとメーカー

255/45/20サイズが用意されているSUV専用タイヤのメーカーと銘柄を挙げてみます。

255/45/20銘柄

  • ブリヂストン
    ALENZA LX100 ALENZA 001
  • NITTO
    NT421Q
  • ヨコハマ
    BluEarth-XT AE61
  • TOYO
    PROXESスポーツSUV
  • ミシュラン
    パイロットスポーツ4
  • ピレリ
    P ZERO(PZ4)
  • グッドイヤー
    EAGLE F1 アシメトリック3 SUV

探せばもっとあると思います。

SUV用タイヤは車の重量に耐えるためにサイドウォールの剛性が高く、また耐摩耗になっていて耐久性が重視されています。
その分価格が上乗せされています。

対応車種がSUVになっているものであれば、SUV専用タイヤである必要はありません。
SUVタイヤは価格が高くなっているので、条件によっては無駄と思う人もいるでしょう。

ブリヂストン アレンザLX100

タイヤ館で購入したので、ブリヂストンのSUV用タイヤであるアレンザLX100というモデルにしました。
スポーティーなアレンザ001もあります。

LX100は静粛性と快適性に特化したタイヤです。
レグノのSUV版がLX100、ポテンザのSUV版が001と捉えていいと思います。
LX100のパターンはレグノそっくりとなっております。

正直、サイドウォールはあまりデザインが良くないです。

インチアップのデメリット・メリット

乗り心地は個々人で感覚が違います。
さらに、タイヤやホイールによっても乗り味は変わってきます。
乗り心地は他人の意見はあまり参考にならないという前提で進めていきます。

インチアップはデメリットが有名ですが、メリットの恩恵もちゃんと受けることができます。

デメリット

デメリットからいきましょう。

タイヤが高くなる
245/45R20と比較すると4本で数千円から数万円高くなります。
当然純正19インチからも価格は上がります。
大口径になればお金がかかるので日常使いの車には無駄っちゃあ無駄。

燃費が悪化する
タイヤが太くなり転がり抵抗も増えるので必然的に燃費は悪化します。
特に高速で感じることになりそうです。
と言っても燃費は特に気にしません。

乗り心地が悪化する
純正に比べるとゴツゴツ感が増すと言われます。
ただゴツゴツが悪いわけではなく、それをどう捉えるかになります。
僕は硬いほうが好きなので、乗り心地は良くなりました。

ロードノイズが出る
これは一概にタイヤのインチアップでの結果というよりうも、ばね下の軽量化によって発生した恐れがあります。
ばね下の軽さは正義とも言われますが、公道を走ることにおいてはデメリットにもなり得ます。
社外ホイールは軽くなることが多いので、ロードノイズが増える可能性は出てきます。

ブレーキキャリパーとローターが貧相すぎて萎える
大口径になればホイール内が見やすくなるので、ローターとキャリパーがビッグでないなら必然的に貧相に見えます。
気になるならローターとキャリパーを大径化、またはホイールをスポークが多いものなどに変更するしかございません。

メリット

メリットにいきましょう。

直進安定性とカーブでの踏ん張りが増す
インチアップするとタイヤ幅が増すので踏ん張り度合いが増します。
それは直進安定性とカーブで体感できます。
ただ車高を下げた方がより分かりやすいでしょう。

軽くなる
ホイールの話に繋がるのですが、基本的に有名メーカーの社外品にすればインチアップすると純正ホイールよりも軽くなることが多いです。
鍛造ではなく鋳造でも軽くなります。(鍛造に比べれば若干ですが)
ということで出足が軽くなりました。

乗り心地が向上
ゴツゴツ感が増すということに対して、それがキビキビ走れたり乗り心地が締まるという意味では乗り心地は変わります。
個人的にはゴツゴツしていたほうが好きです。
今回は車高調とインチアップを同時に行ったのですが、乗り心地という点は純正よりもアップしました。

スタイルが良くなる
これは主観なので一概には言えませんが、個人的にはスタイルが良くなりました。
車種によりますが、世界的にホイールは大口径の時代です。
それは小径ホイールよりも大口径の方が格好良いという意味も多分に含まれています。

メリットの恩恵を選ぶ

20インチにしても乗り心地が悪くなったということはありませんでした。
むしろ良くなったのではないかとさえ思っています。
全然硬くないですし、純正然としています。

車高調(FLEXZ)、ホイール、タイヤが全て合ったのだと思います。
まさに三位一体。

ただロードノイズは増えた感があります。
先に書きましたが、ばね下の軽量化によるものだと考えますが、こればかりはししょうがないので諦めます。
ロードノイズといっても、音楽をかければ問題ないレベルです。

ということで、インチアップはデメリットも多いわけですが、自分は何のために交換するのか?が重要だと思います。

僕はデメリットよりもメリットの恩恵を受けることの方を選択しました。

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