マツダのステアリングは僕の手と相性が悪い。
手触りが好きじゃないし、滑りやすい。さらになぜか汗をかきやすい。
それもあって、BMアクセラに乗っていたときもAutoexeのステアリングに交換していた。
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BMアクセラのステアリングをAutoExe製に交換
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純正より握りやすくなったAutoexeのステアリングは私の手に優しく馴染んだことを覚えている。
さらにいえば、パンチングが好きなのだ。
ということで、CX-5のステアリングをケンスタイルのものに交換したけど、やっぱり社外のステアリングは良いなという話。
ステアリング交換のデメリット
ステアリングを交換する前に僕がAutoexeでも感じたデメリットを。
価格が高い
どのメーカーでも吊るしでも3万〜という躊躇する価格設定。
今回買ったものは定価で5万近く。単純に高いと感じてしまうけど、ひとつひとつ作る手間や質を考えると高すぎではないのかもしれない。いや、事実高いんだけど、そこに価値を見いだせるかどうか。
ステアリングヒーターが使えなくなる
社外メーカーのステアリングに交換するとステアリングヒーターが使えなくなります。多分どのメーカーでも社外品はヒーターレスになるはず。
だから住んでいる地域によってはステアリングヒーターが必要な人もいると思うので、ヒーター必須の人は交換は諦めないといけないだろう。
と思ったのだけど、ヤフオクやメルカリで5万ぐらいで売っているステアリングはなんとステアリングヒーターを追加してくれるそう。しかも無料で。ほんまか?
気になった方は探してみて。中国から届くみたいだけど。
ヒーターのコネクタは外される。
ディーラーの人からは何度も使えなくなって良いんですね?と念押しされた。
ケンスタイル
ステアリングを作っているメーカーはいくつかある。
ざっと探しただけだけど、Autoexe、KENSTYLE、REALからCX-5用のステアリングが出ていて、探せばまだあると思うけど、種類が豊富または簡単に購入できるのはここぐらいかな。AutoexeもそうだろうけどOEM製が存在するから、元々作っているメーカーはそんなにないと思う。
ステアリングをカスタムしてくれる専門店もあるので、ワンオフで作ってもらうのもありだけど10万円は超えていくから僕には無理だ。
でも色とか形を細部までこだわるならワンオフという選択肢も。
今回もAutoexeでいいかなと思っていたけど、赤いセンターマークをつけたステアリングしか売らなくなってしまったみたい。センターマークはいらないからその時点で却下だ。
最終的にはレアルかケンスタイルかになったのだけど、ガングリップの大きさとパンチングでケンスタイルを選んだ。
オプションとしてカーボンパネルも購入。
ちなみにREALは小径みたいなので、乗り降りが楽になったり取り回しが楽になったりするかもしれない。プジョーみたいなステアリングだと思う。
というわけで交換をしてもらいにディーラーへ。
ディーラーで交換
交換はお世話になっている某マツダディーラーにお願いした。
以前は持ち込みに対して持ち込み工賃を取っていたけど、最近は持ち込みでもディーラー購入でも工賃は変わらないみたい。
ネットで安く買えるご時世にこの対応はありがたい。
逆に言えば、そうでもしないと客が取れないのではないかとも思ってしまうけど、まあどうでもいいか。
ケンスタイルはディーラーでも購入できるけど値引きは厳しいみたいだからネットで5000円ほど安く購入した。
取付工賃は4000円弱。もしセンターがずれていた場合はセンター合わせに別途4000円ぐらい。
さらに再利用できないということで、ボルト代が500円弱かかる。
センターが合うかどうかは個体差の運でしかないから、ずれていないことを祈るしかない。
それでも8000円で交換できるなら安いと思う。
結果は普段の行いが悪いにもかかわらず、祈りが通じ4500円ほどの支払いで取り付けてもらえた。
第一印象は太い
純正ステアリングには時計でいうと10時10分に小さめのコブがある。
交換後はこちら。
取り付け前はゴツいと思っていたけど、見た目の違和感はそれほどでもないし(でもゴツい)、オプションで取り付けたカーボンパネルも黒いためにむしろオリジナルのシルバーの時よりも引き締まって見える不思議。
握ってみた感想は太っ!の一言。
全体的にめちゃくちゃ太く感じる。女性の手だと若干持て余しそうなぐらい、というか僕の手でも持て余しそうなほど。
といっても、ステアリングカバーをつけて運転している人はたくさんいるから、みんな大丈夫なんでしょう。
純正はざっくり10cm。
ケンスタイルは12cmほど。丁寧には計測してないけど、2cm太くなっている。
時計でいうと12時、10時10分、9時15分どこも握りやすい。僕は5の位置を握ることが多いのだけど、そこもしっくりくる。
ドライブしてみると、ガングリップ形状のステアリングは握りやすくもあり、手(指)を起きやすくもある。
12時を握る人も、コブがあることにより滑りにくくなっている。
通常の円のステアリングに比べると疲れにくいのではないかと個人的には思う。あくまで個人比だけど。
圧倒的純正超え
ステアリングを交換すると気分が上がる。
ステアリングは運転中に常に触るパーツだからこそ自分の手に馴染むもの、自分の好きな形にしたくなる。
いや、ならないほうがおかしい。
純正のステアリングにしっくりこないなあという気持ちを抱いている人は、社外のステアリングを使ってみて欲しい。
きっと満足するはず。