レビュー

【レビュー】CX-5のステアリングを純正からケンスタイルに交換【太さは正義】

2023年12月29日

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マツダのステアリングは僕の手と相性が悪いです。

手触りが好きではなく、滑りやすい。さらに蒸れて汗をかきやすい。
それもあって、BMアクセラに乗っていたときにはAutoexeのステアリングに交換していました。

BMアクセラのステアリングをAutoExe製に交換

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純正より握りやすくなったAutoexeのステアリングは手に優しく馴染んだことを覚えています。
さらにいえば、パンチングが好きなのです。

CX-5のステアリングをケンスタイルのものに交換したわけですが、やっぱり社外のステアリングは良いです。

ステアリング交換のデメリット

まず、僕がAutoexeでもケンスタイルでもステアリング交換をして感じたデメリットを紹介します。

価格が高い
どのメーカーでも吊るしでも3万〜という躊躇する価格設定。
今回買ったものは定価で5万近く。単純に高いと感じてしまうけど、ひとつひとつ作る手間や質を考えると高すぎではないのかもしれません。いや、事実高いんだけど、そこに価値を見いだせるかどうかかなと思います。

ステアリングヒーターが使えなくなる
社外メーカーのステアリングに交換するとステアリングヒーターが使えなくなります。多分どのメーカーでも社外品はヒーターレスになるでしょう。
住んでいる地域によってはステアリングヒーターが必要な人もいると思うので、ヒーター必須の人は交換は諦めないといけないかもしれません。

と思っていたのですが、ヤフオクやメルカリで売っているステアリングはなんとステアリングヒーターを追加してくれるそう。しかも無料で。ほんと?
気になった方は探してみてください。中国から届くみたいだけど。

ヒーターのコネクタは外されます。
ディーラーの人からは何度も使えなくなって良いんですね?と念押しされました。
そもそもステアリングヒーターなんて使ったことがないからいいんです。

ケンスタイル

ステアリングを作っているメーカーはいくつかあります。

ざっと探しただけで、Autoexe、KENSTYLE、REALからCX-5用のステアリングが出ていて、探せばまだあると思いますが種類が豊富または簡単に購入できるのはここぐらいかなと。
AutoexeもそうだろうけどOEM製が存在するので、元々作っているメーカーはそんなにないのでは。

また、ステアリングをカスタムしてくれる専門店もあるので、ワンオフで作ってもらうのもありでしょう。
10万円を超えてくるので個人的には無理ですが、色や形を細部までこだわるならワンオフという選択肢もありです。

今回もAutoexeにしようかと思ったのですが、赤いセンターマークをつけたステアリングしか売らなくなってしまったみたいで、センターマークはいらないからその時点で却下になりました。

最終的にはレアルかケンスタイルで迷いましたが、ガングリップの大きさとパンチングでケンスタイルを選びました。
オプションとしてカーボンパネルも購入。
ちなみにREALは小径みたいなので、乗り降りが楽になったり取り回しが楽になったりするかもしれません。雰囲気としてはプジョーみたいなステアリングだと思います。

というわけで交換をしてもらいにディーラーへ。

ディーラーで交換

交換はお世話になっている某マツダディーラーにお願いしました。
以前は持ち込みに対して持ち込み工賃を取っていたけど、最近は持ち込みでもディーラー購入でも工賃は変わらないみたいです。
ネットで安く買えるご時世にこの対応はありがたい。
逆に言えば、そうでもしないと客が取れないのではないかとも思ってしまいます。

ケンスタイルはディーラーでも購入できるけど値引きは厳しいみたいだからネットで5000円ほど安く購入しました。

取付工賃は4000円弱。もしセンターがずれていた場合はセンター合わせに別途4000円ぐらいだそう。
さらに再利用できないということで、ボルト代が500円弱かかります。

センターが合うかどうかは個体差の運でしかないから、ずれていないことを祈るしかありません。
それでも8000円で交換できるなら安いです。

結果は普段の行いが悪いにもかかわらず、祈りが通じ4500円ほどの支払いで取り付けてもらえました。

太さは正義

純正ステアリングには時計でいうと10時10分に小さめのコブがあるります。

交換後はこちら。

取り付け前はゴツいと思っていたけど、見た目の違和感はそれほどでもないし(でもゴツい)、オプションで取り付けたカーボンパネルも黒いためにむしろオリジナルのシルバーの時よりも引き締まって見える不思議。

握ってみた感想は太っ!の一言。

全体的にめちゃくちゃ太く感じます。女性の手だと若干持て余しそうなぐらい、というか僕の手でも持て余しそうなほど。
といっても、ステアリングカバーをつけて運転している人はたくさんいるから慣れてしまえば何ともないですが。

純正はざっくり10cm。

ケンスタイルは12cmほど。丁寧には計測してないけど、2cm太くなっています。

時計でいうと12時、10時10分、9時15分どこも握りやすくなっていて、僕は5の位置を握ることが多いのですがそこもしっくりきます。

ガングリップ形状のステアリングは握りやすくもあり、手(指)を置きやすくもあります。
12時を握る人も、コブがあることにより滑りにくくなっています。

通常の円のステアリングに比べると疲れにくいのではないかと個人的には思います。

圧倒的純正超え

ステアリングは運転中に常に触るパーツだからこそ自分の手に馴染むもの、自分の好きな形にしたくなります。

純正のステアリングにしっくりこないなあという気持ちを抱いている人は、社外のステアリングを使ってみて欲しいです。
きっと満足するはず。

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