プラズマクラスターを使ったなら、ナノイーも使ってみなければアンフェア。
ということで、シャープと同価格帯のパナソニックのナノイーX発生機であるF-GMU01を使ってみました。
結果、使うならシャープよりパナソニックだと思った。
ちなみにパナソニックもナノイー発生機となっているので、集塵機能がついていないということは空気清浄(脱臭)能力はシャープと同様に低いです。
ナノイーとプラズマクラスターはこちらの記事で。
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Panasonic F-GMU01
パナソニックはシャープと違ってマットというかプラスチック素地。
個人的にピアノブラックは高級感を感じないんだけど、Theプラスチックというのとデザインもスタイリッシュではない見た目となっています。
実売価格は13000円ぐらいですね。
サイズ
シャープに比べてでかい!
比較として350ml缶を置いてみました。
やっぱりでかい。
上から見てもでかい。
とにかく全体的にシャープよりでかすぎ。
だけど、でかさは効果が強そうに見えなくはない。
デザインはシャープですね。
使い心地
モードが1種類(シャープは3モード+ターボ)なのでオンオフのみ。
CX-5のドリンクホルダーに入れてみました。
コードも丁度よい場所から出ています。
音はそこそこ
音はシャープとほぼ同じで32db(シャープは33db)なので、やっぱりそこそこ音がします。
さらにシャープと比べてちょっと音が耳に残りました。
シャーって感じかな。
使っていれば慣れるのですが、気になる人はいますね、これは。
水分量が豊富
ナノイーはスチームよりも小さいので、肌や髪などに染み込みやすく潤いを与える効果が期待できます。
狭い空間の車内では、その効果は実感しやすいのでは?
パナソニックとシャープ
シャープと同価格帯と似たような機能なのでライバルとなります。
イオン系に効果があるのか?みたいなこと言われてもわからないけど、シャープもパナソニックも車メーカーや鉄道会社など大手企業で使われているので信じても良いのでは?
何度も強調するけど、発生機であって脱臭機ではないのでそこは気をつけてください。
フィルター掃除
集塵機能がなくても定期的にフィルターの掃除が必要。
これはシャープも同じ。
面倒だけどしょうがない。
左がパナソニック、右がシャープ。
幅が全然違います。
シャープのほうが網目が細かい。
カートリッジ交換
カートリッジはシャープは交換が必要。
と言っても、17,500時間でのユニット(カートリッジ)交換推奨とのこと。
17,500時間は24時間運転を約2年ということなので(現実的には4〜5年以上は持つ)、その時になってカートリッジ交換をしてまで使うかどうかですね。
パナソニックは交換できないので、シャープと同条件で使った場合は4〜5年で買い替えと考えたほうが良さそう。
環境に良いのは使い捨てのパナソニックよりもシャープですね。
モード
シャープは3段階+1です。
パナソニックはひとつしかないので、シャープでいえばずっとターボモードだけの仕様です。
でもシャープはターボにしないとプラズマクラスターNEXTが発生しません。
ということで、結局使うのはターボだけかな。
脱臭効果
脱臭効果は期待しないほうが良いです。
窓を開けられる季節なら開けたほうが絶対早く消臭できます。
たとえば、トラックの排気ガスの臭いが入ってきてもなかなか消えてくれませんでした。
これはプラズマクラスターも同じ。
でも花粉などの季節だと窓を開けることができない人もいるでしょう。
日常的にアレルギー体質の人とか。
そのような人はイオン発生機ではなくて、空気清浄機を買ったほうが良いでしょう。
性能差
性能はパナソニック、シャープで大きく変わらないと思います。
集塵機能もないから、あとはどっちの効果が好きか。
女性に喜ばれるのは水分量豊富なナノイーかな。
買うならどちらでも
ぼくがおすすめするのはパナソニックです。
一番の理由は傷がつきにくいから。
確かにパナソニックは大きいですが、ドリンクホルダーにすっぽり収まっているさまは徐々に気にならなくなりました。
シャープは細身でスッキリしてるけど、ドリンクホルダーで動いてしまう。
で、何が起こるかといえば傷がつく。
動く場所でのピアノブラックはやっぱりダメ。
車に置いてスッキリするのはシャープなんだけど、傷がつくのは嫌なのです。
それだけで萎えちゃうのよ。
そんなの気にしない人は、プラズマクラスターかナノイーかで判断するのが良いかと。
ぼくは断然パナソニック。
がっかりポイント
集塵機能がない
サイズが大きい
おすすめポイント
車内で潤いをもたらせてくれる
手入れが楽
おすすめ度: