フジやマルゼンではなくタイヤ館でホイールとタイヤを買う(高い?)

2023年3月8日

タイヤをどこで買うか?

ネット?
マルゼンやフジのようなタイヤ専門店?
さらにはオートバックスのような量販店?

今回は数十年ぶりに、高いと言われるタイヤ館でタイヤ&ホイールを買ってみました。

遠い店舗ではなく近くの店舗

タイヤ館を選んだのは単純にマルゼンやフジが自宅から遠いから。

マルゼンは高速使って1時間ぐらい。
フジは50分ほどかかります。
タイヤ館は30分ほどで行けるので行ってみました。

僕が数十年タイヤ館に行っていなかったのは高いイメージがあったから。
実際安くはないけど。

タイヤ選びは難しい

タイヤに求めるものは人それぞれだろうけど、性能と初期性能の継続力(スポーツタイヤは別)を期待する人は多いはず。

でもそれがカタログではわからない。
タイヤは高価なわりに試すことができないから、価格とラベリング、店員の主観などで選ぶしかない。
でもラベリングなんてユーザーからすれば机上のものであって参考程度。

例えばだけど、ブリヂストンの静粛性に特化しているタイヤがあるとして、それが万人に合うかといえばそうではない。
音は各人が持つ能力であるから、Aさんにとっては心地良くてもBさんにとっては不快に聞こえるかもしれない。

高くても安くても合うか合わないかは人それぞれ。
さらに、タイヤは一度買ってしまうとすぐには買い換えることができないから選択を難しくさせる。(お金持ちやサーキット走行は除く)

今回選んだタイヤ(アレンザ)はネットでは悪い評価だって散見されるんだけど、万人が満足するモノなんてないわけです。
一般的にブリヂストンは他社よりも価格が高いから、期待値が上がってしまっているのは事実。

ブリヂストンは他社と同性能で価格が高いと言われるけど、本当にそうなのだろうか?
こればかりは自分が乗ってみるまでわからない。

価格にふさわしいと思えばそれでいいし、ダメなら次回から使わなきゃいい。

タイヤ館のデメリット

僕が感じたタイヤ館のデメリット。

デメリット

  • タイヤの種類が少ない
  • 駆け引きが必要

タイヤはブリヂストンだけ

タイヤ館はブリヂストングループなので当然ブリヂストンのタイヤしか選べない。
ヨコハマだったらタイヤガーデンなど、ダンロップならタイヤセレクトなどがあるけど当然自分のところのタイヤしか選べない。

だからミシュランもピレリも買えない。
選べるタイヤは限られてしまいます。

再度言うけど、ブリヂストンは他社の同レベルのタイヤよりも高い価格設定になっている。
大前提として、ブリヂストンが高いと思うなら高いタイヤ館に行ってはいけない。

他メーカーや少しでも安くブリヂストンが欲しいならマルゼン、フジ、オートバックスなどに行って選ぶべき。

ただ、タイヤ館ではブリヂストンの海外モデルなども売られているから、安い価格帯のタイヤも出してくれます。

駆け引きは嫌い

個人的にコミュ症の僕には駆け引きは疲れる。
ここでの駆け引きとは値引き交渉のことです。

最初に見積もりを出されたときは、マルゼンやフジよりも10万ほど高かった。
どれだけホスピタリティが良くても、10万の差は大きい。

その見積もりを見た瞬間にフジに行かないといけないのかと、内心がっかりしていたわけだけど。

僕『ちょっと手が出ないです。フジやマルゼンまで価格がいかないことはわかっていたけど、もう少し期待しちゃいました』

タ『ちなみにそちらだとどのくらいなんですか?』

僕『ホイールとタイヤで◯◯円ぐらいです』

再度見積もりに行ってくれました。

タ『この価格が限界です』

と、平身低頭で提示された額は半分以下になっていました。

だったら最初からこの価格で提示してくれって話だし、半分以上下げられるって何なのと思った。
まあそういう値下げ前提の商売ならしょうがないのかもしれないけど、はっきり言って面倒だわ。
もちろん購入価格にもよるだろうけど。

ちなみに前車の話だけど、マルゼンは交渉しなくてもネットより下げてくれたので驚きました。
フジは無理だったけど。
でもそのぶんフジはポイントが入るというメリットがある。

タイヤ館は価格交渉が好きな人には向いていると思います。

タイヤ館(専門店)のメリット

次は個人的に感じたメリットについて。

接客が良い

タイヤ館は接客が良いのです。
駐車場に車を止めれば、基本的に店員が車に来て迎え入れてくれる。
帰りも見送ってくれる。
これはマルゼン、フジ、オートバックス等では基本的にないこと。

さらに時間を気にせず相談に乗ってくれることが初心者の僕にはありがたい。
逆にいうと、なにも知識がないと高く売られたり、余計なものまで買わされかねないから注意が必要。

マルゼンやフジなども相談には乗ってくれるけど、僕が行った店舗では平日に行ってもどことなく忙しない感じがしました。
だから聞きたいことも遠慮してしてしまうし、面倒な顔をされることもままある。
客が多いから仕方ないんだけど、面倒な顔をされるとちょっとね。

タイヤ館は接客を重視する人にはオススメします。

逆に自分の知識が豊富でホイールやタイヤ選びをアシストしてくれる程度、そんなものよりも価格だ!という人はマルゼンやフジ、ネット通販が向いています。

もちろんマルゼンやフジにも良い人はいるはずだけど。
相性は大切。

少人数

タイヤ館は少人数。
これはタイヤセレクトなども同じ。

タイヤ館では注文を受ける人と作業をする人が同じになることが多いのです。
例えばマルゼンなどは受付と作業は別の人です。
普通はそうだと思うけど。

同じ人のメリットは細かいところにも話が通じるということ。
言葉は人を通すほど変わってしまうから。

逆に少人数だから混雑すると待たされてしまう可能性があります。

タイヤが新鮮

メーカーは製造3年間は同等の性能と言っているけど、どのような製品、環境であれ1年目と3年目では同等のあとに違いが出てくると思うのが普通です。
普通であれば同価格で3年経ったタイヤを取り付けられるよりは、1年以内のタイヤを付けられた方が嬉しい。
3年前のタイヤに当たる確率は低いと思うけど。こればかりは運。

某量販店のグーグル口コミに書いてあったのですが、3本は新しめだったけど1本だけ2年前のタイヤを取り付けられたという人がいて怒ってましたね。

タイヤは環境によって年数が同じでもだいぶ変わってくるそうです。
まさか外に置いてあるものを売ってくるとは思えないけど、倉庫にしたってちゃんと管理してるかどうかがあるわけで。
要は新しいに越したことはないのです。

タイヤ館はブリヂストングループということで、製造されて間もないタイヤが届くと言われています。

価格以上に何を求めるか

今回はタイヤ館で購入したわけだけど、ハブ、ナット、工賃、廃棄代などを入れるとそこまで変わらなくなりました。
差額は3万ぐらいですね。

確かに3万は高いともいえます。
でもこう考えることもできる。

フジやマルゼンに行ったら交通費や時間がかかる。
そうなると人生において無駄なお金や貴重な時間が取られる。
質問をして嫌な顔をされるかもしれない。

タイヤ館は高いけど親身に相談に乗ってくれる。
そこに価値を見いだせるかですね。

何を優先すべきかを考えた時に、トータルで考えると近所のタイヤ館でもアリだと感じました。

なんとなく高いと思っていたタイヤ館。
交渉次第では値下げは可能です。
というよりも交渉が前提です。

ブリヂストンのタイヤを検討しているのであれば、積極的に考慮してみても良いのかもしれません。
結果的には思っていたよりも高くはありませんでした。

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-CX-5, 体験談