ディーゼルエンジンといえば煤。
ガソリンでも煤問題はあるけど、ディーゼルの方が上。
エンジンが止まるなんて滅多にないだろうけど、距離を乗ると燃費悪化とパワーダウンが起きる。(事実起きた)
よくマツダのディーゼル(スカイアクティブD)は煤が溜まると言われるけど、アドブルーを使っているエンジンでも煤問題は起き得る話。
3年や5年の短期間で乗り換えたり、さらには距離も乗らないというのであれば問題ないでしょう。
燃費の悪化などが出てくる前に売ればいいのだから。
新車購入して5年で15万キロほどアクセラ(ディーゼル)に乗っていましたが、燃費はあまり気にしてなかったから計算はしてないけど、燃費にもオイル量にも悪影響のDPF再生の回数が増えたのは事実。
平均すれば最後のほうは100キロぐらいで再生。
そこでひとつの解決策として使いたいのが燃料添加剤です。
マツダディーゼル用といえばマツダ純正デポジットクリーナーかディーゼルウェポンになると思いますが、他社でも使用可能なものはあるでしょう。
添加剤は眉唾だったりする製品もあったり、そもそも効果がないという人も多い。
だけど、ディーゼルウェポンはデポジットクリーナよりもまじで体感できた。
さっさと入れるべきだったと後悔。
今回はそんな話。
そして前提はマツダで体感できたという話だけど、他社のディーゼルにも効果は期待できます。
そもそもディーゼルウェポンはもっと広く使われる添加剤なので。
ディーゼルウェポン
ディーゼルウェポンの効果・作用は7つほど。
メモ
- 清浄効果
- セタン価向上
- 燃焼促進効果
- 出力向上
- 油性向上
- さび止め
- 黒煙抑制
これだけ効果を期待できて、500mlで3000円ほど。
安い!
※2022年11月現在、アマゾンで250mlが2本で2300円ほどで売っています。
一度に30mlを使うとすると、1回あたり187円となっています。
※2300円のものだと143円ほどになります。
安い!
マツダで純正のデポジットクリーナーを入れると1回3300円になります。
高すぎ!
詳細もそこまで書いてないので効果も不明だし。
新モデル
ディーゼルウェポンは新しく250mlモデルが出たみたいです。
開封後1年が一応期限となっているみたいなので、定期定期に使わないと使い切れないということがあるので少量パックはありがたい。
さて、個人的には清浄効果とセタン価向上が一番気になるところ。
セタン価は軽油の自己着火のしやすさと、ディーゼルノックの起こりにくさの指標となります。
エンジン出力や燃費低下にも繋がるので、高いほうが良いです。
冬の軽油は凍らせないために住まいによっては2号以下の軽油となりセタン価が下がる。
ということは着火率を上げるためにも、セタン価を上げることはメリットになります。
マツダディーゼルデポジットクリーナー
マツダから出ているディーゼルデポジットクリーナーはマツダが出している燃料添加剤です。
煤問題に対して、マツダが出した答えのひとつ。
その答えが添加剤かよと思ってしまうけど、マツダが入れた方が良いと言っているなら受け入れるしかない。
効果としてはディーゼルウェポンを薄めたものって考えて良いと思うけど、薄くて高いというぼくのような貧乏体質には絶望しか感じさせない仕様。
そもそも、疑問に思うことが。
それは燃料タンクの大きさに関わらずが一本で解決できてしまうということ。
CX-8からデミオまで一本で済んでしまう。
燃料タンクの容量が全然違うのに、なんで同じだけの量で済んでしまうのか?
そういったことで個人的には効果は薄いと思っていたけど、アクセラでは多少の効果を感じていました。
オイル交換の度に入れていたんだけど、DPFの再生回数が減ったのです。
でも期待していたエンジン音の低下には繋がらなかったし、再生回数減少の持続力も低かった。
ディーゼルウェポンの効果を体感
それに対してディーゼルデポジットは燃料タンク50Lに対して30ml(キープクリーンは20ml)を使います。
自分で計量するのが面倒だけど、濃縮されているから缶数が減っていることがエコへ繋がります。
使い方は燃料が少ない時にディーゼルウェポンを入れてから軽油を継ぎ足すだけ。
少し乗ってみるとエンジン音が小さくなったことがわかります。ほんとにわかります。
新車のようなときの音とまではいかないけど、この車ってこんな音だったよなと思い出させてくれた。
いや、ほんとすごい。
ちなみにDPF再生の回数は正直わかりません。
今後走行距離が伸びてきたときにわかってくるでしょう。
不安な人は確認を
ディーラーの担当者にディーゼルウェポンを入れて良いかを聞いたのですが答えが曖昧。
そりゃあ純正入れてくれってのはわかるけど。
基本的にはディーゼルウェポンを入れても問題はないということでした。
ただし、保証期間中にエンジンに不具合が起きて、さらに本社でバラすようなことになって、さらにさらに成分を調べるというようなことが起きたら責任は持てないということでした。
でもそこまですることはないよね。なったら運が悪いだけ。
聞いた限りの見解としては、入れて良い(入れたほうが良い)ということになりました。
それでも気にするなら入れない方が良いと思うけど、メリット・デメリットのどちらを取るのか?
ディーゼル乗ってるなら入れて損なし
ぼくはマツダに乗ってるからマツダのディーゼルに関して書いたけど、煤が溜まるのはマツダのディーゼルだけではない。
アドブルーが完璧なわけではないし、アドブルーを使っていなければさらに溜まりやすくなる可能性がある。それだけ。
煤問題に対してのマツダの現時点での回答がデポジットクリーナーという添加剤で洗浄しろってこと。
添加剤なんて意味がないという人もいるけど、こうやって大手が添加剤を入れれば効果があるといっている。
もちろん今後ディーラーで煤除去なんてことをやってくれるようになるかもしれない。
時間と手間を考えるとやらなそうだけど。
煤除去(を遅らせる)をすることは、メーカーに放り投げるだけではなく、最低限できることはユーザーでやるということが大切。
長く乗るなら尚更。
自分でできる煤への対処ということでディーゼルウェポン(添加剤)は入れておいて損はないと思います。
オススメです。
デメリット
計量するのが面倒
メリット
効果を実感できる
純正に比べて安い
おすすめ度: