最近の車にはアイドリングストップ機能(以下アイスト)がついているものが多いけど、この機能いるか?って常々思っていたんですよ。
トヨタはヤリスでのアイスト機能を採用しないということで話題になりました。
アイストは燃費を上げるためにつけた機能でそれ以上でも以下でもないのです。
消費者は燃費でしか車を選ばない人が多いから、メーカーもつけたくなくてもつけなくてはいけなかったわけです。
メリット・デメリットで考えたら消費者にはデメリットの方が大きい。
メーカーだってこんな機能いらねーよって思っていた人は少なくないはずです。
デメリットを例にあげると、アイストは高額なバッテリーが必要なわけで、バッテリー交換を考えるとマイナス。
セルの耐久性やエンジンのストップアンドゴーの頻度を考えると寿命が縮む可能性だってある。
エンジンストップは環境に良いって言ったって、じゃあエンジンや他のアイストのパーツを作る過程の方が環境に悪いかもと考えたら本末転倒。
安全面だって問題があると思っている。交差点の右折待ちなどでアイストが働いてしまうのは、再度エンジンがかかるまでの間があるので危ない。
特にうちのように高齢者が乗るのなら尚更。
N-BOXは高齢の親が乗る車なので、アイストはキャンセルしたい。ということで、今回はエンラージ商事のアイドリングストップキャンセラーを取り付けてみました。
けっっか、取り付けない意味がわからない。
ECONボタンは悪魔
エンジンをかけると毎回ECONボタンが点灯する。
納車されて乗ってみたけど、なに?このダルい出足は。
これターボじゃなくね?と当初ディーラーの注文を疑ってしまいました。
パワーがないから踏み込んだら結局燃費は悪化してしまう。ECONボタンのせいでめちゃくちゃ乗りにくい。
こんなことで燃費を上げる必要ってあるのかと。
アイストキャンセラー
アイストキャンセラーを出しているメーカーはいくつかあって、その中でエンラージ商事のものが一番配線がスッキリしていそうなので決めました。
届いたものの画像を見てもらえば分かるけど内張り剥がし入ってない。
商品説明の写真にも写ってるし、YOUTUBEでこの商品の動画を上げている人の袋に入っている内張り剥がしはどこ?
それに第4世代はi-stop-01て袋にステッカーが貼ってあるみたいだけど、僕のにはありませんでした。
ということに記事を作成中に気づきました。
とりあえず内張り剥がしはなくてもできたけど、このメーカーの管理が杜撰だなあと思った。
取り付けは簡単
ECONボタンのコネクタを外して割り込ませるだけなのでやることはめちゃくちゃ簡単。
詳細な説明書があるので取り付けは誰でもできるでしょう。
動画で観たければYouTubeにもあります。
ただシフトの上部のパネルがめちゃくちゃ硬いです。
爪が折れるんじゃないかとひやひやしながら、そしてかなりの力を入れて取り外しました。
初めて外す場合はまだキツキツなのでちょっと大変かもしれません。
それと個人的に取り付けで気をつけた方が良いと思ったことがひとつ。
それは養生をしたほうが良いということ。
僕は不器用なのですが、最初は養生をしないでパネルを外していたら傷を作ってしまいました。少なくともピアノブラックの部分と、パネルの角の部分にはマスキングをした方が傷の心配をしなくて済むでしょう。
文句を言ってしまうと、ホンダのECONボタンの配置が悪すぎなのだ。
スタートボタン付近が空いてるんだからそこに取り付けろって話で、こんな大掛かりなパネル外しが面倒だし怖い。
ストレスから解き放たれる
エンジンをかけると今まで光っていたECONランプがつかなくなりました。
もしECONランプがついてしまった場合は、エンジンをかける前にECONボタンを2回押してからエンジンスタートしてみて。
説明書にも書いてあるけど10秒待ってから。
うちのN-BOXは最初に点灯してしまったのですが、上記作業をしたら消灯してくれました。
これはN-BOXの個体差の問題なのかなと思います。
デメリット
キャンセルできずに点灯してしまうことがある
パネル外しが面倒
メリット
キャンセルボタンを押さなくて良い
価格が安い
おすすめ度