車内にピアノブラックを使っている車が増えてきている。
ピアノブラックの最大のデメリットは傷がつきやすいということ。異論は認めるけど。
そんなときに使いたいのがスマホまもる君という塗るだけで傷を保護できるというコーティング剤。
スマホまもる君
スマホまもる君はフィルムではなく、液体ガラスコーティングを塗ることによって対象物を守ってくれる。
パッケージには強度、耐水性、抗菌力、操作性upとある。
ちなみに上記パッケージは旧型で2023年末からパッケージが一新されているが中身は一緒。
ガラスコーティングには硬さが9Hもある。
ガラスコーティングの硬度
ここでガラスコーティングの硬さについて書いておかないといけない。
引用:社団法人日本コーティング協会
モース硬度と鉛筆硬度とあるが、これはどちらも引っ掻いたときの傷のつきにくさを表している。
スマホまもる君は9Hとのことなので、鉛筆硬度の方になり表を見るとガラスコーティングの限界値になっている。
鉛筆の9Hを用いて傷がつくという判断だ。
モース硬度だとナイフの刃よりも下なので、ナイフを用いた場合は傷がつく。
参考までに車のガラスコーティングで有名なキーパーのダイヤモンドキーパーで4Hとなっている。
スマホまもる君でも9Hあるのに4Hって低くね?と思う人もいるかもしれない。僕は思った。
ただ、この数値は高いほうが良いというわけではない。硬くなるにつれて、割れや剥がれが起きてしまうことに繋がる。
さらに下地の硬さも重要で柔らかいものに塗ってしまうと割れが生じやすくなってしまう。
だから車のコーティングもコーティング剤よりも下地処理の方がずっと重要になってくる。下地が悪ければ、いくら高いコーティング剤を使ってもきれいにコーティングすることができない。
じゃあスマホまもる君は?となるが、正直ピアノブラックのプラスチックにどれほど効果があるかわからない。
効果はあるんだけど、下地処理は非常に重要になると考えられる。
またピアノブラックに既に傷がついていたら効果は全くないだろう。
だから新車後できるだけ早く使うことをおすすめする。
ダイソー液体フィルム
ダイソーにも同じような商品が売っていて界隈では話題になっていた。
結果的にいえば100円+税で買えるのは安い。でも弱い。3Hしかないのだ。
とりあえず、3Hあれば爪でも傷つかないレベルだから日常生活では問題ないとは思う。
持続期間が3〜6ヶ月となっているので定期的に塗り直さないといけない。
スマホまもるくんとダイソーどちらが良い?
個人的にはどちらでも良いと思う。
僕はまもる君を最初に買ったけど問題なく使えている。ただ価格は2000円近くする。
傷がついていないかはわからない。
ダイソーは硬度、耐久性が低いけどなんといっても安いのでみんな大好きコスパは高いといえるかもしれない。
価格だけを考えるのであれば、車を2年で売るなら定期的に使ってもダイソーに軍配はあがる。
どちらを買っても一番懸念すべきであろう擦り傷には耐えられるはず。
常に爪で擦るなんて人もいないだろうし。
塗らないよりは塗った方が良いのは間違いない。