洗車の拭き取りって面倒じゃないですか?
近年はマイクロファイバークロスなどの性能が良くなって、一度に吸水できる量が増えてきました。
とはいえ、車の大きさによっては一枚では足りなかったり、大判だから絞りながらやるとなると苦痛でしかない。
夏なんて、拭き取りを急がないとみんな嫌いなイオンデポジットやウォータースポットができるかもしれない(純水は別)。
そんなわけで、ずっと悩んでいました。
ブロワを買えば拭き取りが楽になるんじゃないかと。
洗車にブロワを使うメリット
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- 拭く時間が減れば時間短縮でき、拭き傷も抑えられる
- 時間短縮ができれば他のことに時間を使える
- 時間を有効に使えて生活が潤う
- ブロワはQOL(生活の質)の向上につながる
ということでブロワ探しをはじめました。
洗車に使うブロワ選び
ブロワはエンジン式も充電式もあり、価格もピンきり。
とりあえず長時間使うわけでもないしメンテナンスも楽だから充電式から選ぶことに。
ブロワで選ぶ際に最も重要なことが風量と風速。
風速 強いほど大きいものや重いものを飛ばせる
風量 強いほどたくさんのものを飛ばすことができる
ブロワ選びの注意ポイント
- 吹き飛ばす対象が軽いモノであれば風速が低くても大丈夫
- 対象が重く(大きく)なるのであれば風速よりも風量が高くないと厳しい
- 風量が大きいほど一度に吹き飛ばせる範囲が広がる
- 車には風量が多いものを選ぶべき
洗車に使うのであれば風速よりも風量があるブロワを選んだほうが楽になるはず。
そもそもだけど風量が多いブロワは、必然的に風速も強くなる傾向があります。
makitaのブロワを購入
今回購入したブロワはマキタのMUB001というモデル。
バッテリーは40V。
UB185DRFとの比較
マキタにはコンパクトなUB185DRF(18V)というブロワがあります。
わかりやすいので比較してみましょう。
このブロワは風速は大きいけど風量が小さいので細かい作業向きになります。
UB185DRF(18V) | MUB001(40V) | |
風量 | 0~3.2m³/min(強) | 0〜16m3/min(強) |
風速(ノズル付) | 0~98m/s(強) | 0〜最大64m/s(強) |
洗車であればミラーの水滴飛ばしやホイールなど細かい場所には使えるけど、風量があまりに少ないのでボディの水滴飛ばしには向いてないでしょう。
公式HPにも現場の木屑やほこり飛ばしにと書いてあります。
大工さんが木屑を飛ばしているイメージかな。
ただUB185には集塵機能がついているのでフロアマットのホコリ取りなどに使えるかもしれません。
このブロワはディテイリング屋さんが細かい箇所に使っているのをよく見ます。
MUB001GZはでかい
そこそこ武器感がある見た目。
これは使いやすいのか?
ぼくが若いときに、でかさは正義だと向かい合った女の子が言っていました。
ぼくはそれを信じます。今でも。
大きさが伝わりづらいと思うので、ミンティアと柿の種わさび味を並べてみたのでイメージしてください。
大きさがわかっていただけたでしょうか?
重量は3.1キロあります。
ノズルの平たいパーツはオプション。
このパーツがないと、ただの砲弾型だから水を吹き飛ばすことには向いていない。
さらにこのオプションを取り付けるにはもうひとつ延長パイプを買わないとダメ。
要は2つ買わないといけないのです。
なんで?
18Vの方は平たいパイプひとつを買えば問題ない仕様になっています。
拭き取りに使った結果
洗車で水滴飛ばしに使ってみたけど、すごいよ、これ!
みんな使ってみて!とおすすめできるレベル。
撥水系のコーティングをしてある車であれば、水滴がコロコロ転がっていきます。
ちなみに、ブロワで飛ばす前提として撥水でも滑水でも何かしらのコーティング車の方が吹き飛ばし効率は上がります。
というよりも、コーティングがされていない車だと水滴を吹き飛ばすのに時間がかかるか、最悪吹き飛ばない可能性があるので拭いたほうが早いということになります。
見にくくて申し訳ないけど、before&afterの写真。
水滴がわかるでしょうか?
見にくいですが、しっかりと吹き飛ばされています。
ちなみに水滴に見えるのは砂利です。
時間にすると10秒もかかってないですが、かなりキレイに吹き飛ばされているのがわかると思います。
ただブロワが軽いと思いつつも、使っていると重くなるしデカくて扱いづらいので忍耐が必要になってくるかもしれません。
ブロワは洗車に便利だった
万人にオススメできるわけではないけど、ブロワを洗車で使って時間短縮ができたのは事実。
もっと早く買っておけば良かったと思わせてくれました。
確かに重さとデカさはマイナス。
さらに音がそこそこ大きいので住宅事情によっては朝晩は近所迷惑になる可能性があります。
と言ってもダイソンぐらいだけど。
価格は安くはないので、わざわざ洗車のために買うことは躊躇するかもしれません。
僕はしました。
でも時間を買うという考えと、拭き取りが楽と考えれば後悔はないですね。
あとは他のことにブロワを使う環境にあるかというのも買うきっかけになるかも。
細かい箇所はエアダスタが便利です。
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【レビュー】makitaエアダスタAS001を洗車に使ってみた(時短)
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がっかりポイント
取り回しが面倒
コーテイング車でないと水滴が吹き飛びにくい
おすすめポイント
圧倒的パワー!
拭き取り時間が大幅短縮できる
拭き取り傷を軽減できる
おすすめ度
バッテリー付きはこちら。